さそ

文章を書くのが好きな女と30代の女がただただ書き連ねる練習広場

気づいちゃったんだけど、私ブライス人形になれないんじゃないかな

どうしよう。ずーっと言い続けてたことをひっくり返すようなことを気づいてしまって、アイデンティティがぐちゃぐちゃになっている。いや正確には最初っから気づいていたし、人間離れした作り物みたいに可愛いものに憧れていたから。わかっていたけど、気付かないふりをしていたんですよ。でも、公言したら認めることになるから、言わないようにしてたの。

 

 

なんで言ったかっていうと、整形をめちゃめちゃしている女性タレントさんと男性タレントさんがいて「人間離れしたお人形さんみたいな美しさになりたかった」とか言っていて、その方はわたしから見て、人間離れというよりはバランスを無視した過剰な装飾に見えて恐ろしくなって、自分のことを見つめなおしたと言った次第なのですが……。

 

 

あと、何よりめんどくさい。顔が中心になると生活の行動の全てがそこに全振りするため「あぁビール飲みたいけどサラダとご飯とバランスいいご飯にして早めに寝よ」とかになる。いや、それでもいいんだけども。本を読んだり漫画を読んだりしたくても「眠いし、肌のために早く寝なきゃいけない……」となる。ブライス人形になるためには、もうめんどくさい山めんどくさい太郎の山積みになってしまう。

 

顔のコンディションが最高であることより、顔のことで気分が左右されて憂鬱になることがめんどくさいと思うようになったの、これすごくないですか。

薬が無いと外に出れなかった醜形恐怖症の女が「顔のことで悩むのめんどくさい」となったのすごいことなんですけど、そう思いませんか? 思わないですか、そうですか、心死んでんのか! 感受性のアンテナガンガン張って生きてるのか?!(すみませんごめんなさい言いたかっただけで意味はありません)

 

お人形さんにはなれないけどお人形さんぽくはできると思うので、肌や髪を綺麗に常に健康に食生活に気を使って、人間の顔の素材自体の状態を良くすること。そしてパーツ一つ一つのクオリティをあげれるように、日々お化粧の技術やスキンケアの向上を自分で考えること。

 

 

 

ということで、人間だけどお人形さんみたいになりたいでやっていくことにしました。うん。

お目目を少しずつぱっちり見えるように毎日丁寧にビューラーをかけたり、リップ薄く丁寧に。お肌がつるんと見えるように塗り込んで、お粉をはたいてやっていくの。

 

 

人間だからな! 人間なりにしか生きれないんだ!!! お人形さんにはなれない! 諦めろ!!  でも「お人形さんぽく」はなれるよ!

やったよ! お母ちゃん……!(オマージュ)

 

 

ということで言霊信仰の私は、文章に気持ちを込めて書きました。

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これはわりかし、色味を消してお人形さんぽくしました。やろうと思えばできるけど、続けるってなると唇の色をファンデで消してるからベロベロに剥けるし、ご飯食べたら一気に人間味出ちゃうし、もうパニック。

 

 

 

アイデンティティの構築のし直しをがんばらねば。

BGM・アーバンギャルド/水玉病