ゴールデンウィーク在宅でもうれしい~!! 取引先から仕事の連絡がこない~!!!
というわけで、ライティング中も映画や動画を見てる私ですが、映画をたくさんみたいなとおもってネタバレレビューしますね。やな方はブラウザバックしてね。あらすじ超いうから。
■鬼太郎誕生(Amazonprime)
あの楽しい鬼太郎ファンだった私からすれば衝撃の作品。公開当初から、評判が良かったのでアマプラにきてくれて嬉しい。早速見ると、映像全体がマジで紺色というか群青色より濃い深い黒濃紺。製薬会社勤務の水木は哭倉村を訪れます。村は日本の政財界を牛耳る龍賀一族が支配し、異様な雰囲気が漂っていました。
そこに龍賀一族の当主が亡くなったということで、弔いに水木は訪れます。
もうマジでそこは弔いとは無縁な骨肉の血縁争い。 誰が相続するのか読み上げられます。エ"ェ"!? うちの子じゃないんですか?! うちはどうなるんですか?!
まじヤダ親族感のこういうの最悪の気分。
果たしてこの骨肉の争いの結末とは?!
~私の感想~
もう結末ヤバすぎてほんとうに何かしらの手段で見てってしか言えない。
なんだろう、昔からの伝統としきたりとか最悪ってなった。自由がなくて。最悪だったとにかく。もう展開展開で信じられないことのオンパレード。最後には鬼太郎誕生~と目玉の親父が人間の時イケメンすぎてそこだけが救いでした。争いマジ嫌。
■Barbie(Netflix)
バービーランドではみんながバービーで、政治家のバービーもいれば工事の現場作業員のバービーもいます。みんな「ハイ! バービー!」と朗らかに挨拶します。すごく楽しそう。女性が活躍しまくってます。
バービー役のマーゴット・ロビーが信じられないくらいバービー。黒いまゆ毛でブロンドで青い瞳。ピンクの衣装をかわるがわる、まさにファッションショー。すごく目が喜んでる。
時空の裂け目ができて(ご愛嬌)そこから現代に飛ばされるバービーとケン。
バービーは現代でも人気の的だと思っています。
だけど、進化したポリコレの時代。
バービーは現代では「女の気持ちを逆なで」「フェミニストの権化」「頭悪い女の代表」「ドヤ顔の女王様」と言われて泣いてしまいます。私も見て泣きそうになった。
するとマテル社というバービーを作ったおもちゃ会社に呼ばれます。「役員に女性はいないの?」役員は全員男性です。役員男性は「箱に入れバービー!」と指図され逃げ出します。
ある1人のシングルマザーを娘さんと一緒にバービーランドに連れていきます。
お母さんは夢の世界! と楽しそう。リアリストの娘は「ありえない」を連呼。
ケンはバービーに「ビールもってこいよ」と指図。バービーランドにケンから男社会が取り入れられ始めてきていて、お医者さんのバービーもウェイトレスをしています。
そしてバービーランドはケンランドになるって~?! そんなことはさせない私たちが頑張って作り上げたバービーランドなのに! と。
でもケンは「バービーどんな気分? 今の君たちと同じ思いを俺たちはしてきた」
バービーはシングルマザー母娘を責めます「なんでこんな文化をもってきたの!」「変化が怖い」「ずっとこのままがいい」
母娘は言います「変化を受け入れなきゃ」聞き入れないバービーを見捨てて現代に戻ります。
現代ではうつ病のバービーがバカ売れ! そんな現代に戻ろうとしていた娘さんが、変わりゆくバービーランドを見て「バービーを取り戻す!」と母娘が2人戻ります。
バービーランドの作家も自分が受賞した賞のことも忘れて全て「ケンのおかげ!」
バービーが「私は美しくない」と言ったらナレーションで(マーゴット・ロビーに言われたら言い返せない)ってはいって笑いました。
でもすっぴんで泣くマーゴット・ロビーは美しかったです。涙で濡れたまつ毛がしだれ桜みたいにキラキラしてました。
シングルマザーのお母さんは言います。「私たち女はいつでも痩せたいけど健康的になりたいって言わなきゃいけない。お金は欲しいけどガツガツしちゃいけない。男のために綺麗でいなきゃいけないけど綺麗すぎちゃダメ。全部言い過ぎちゃダメ程よくやらなきゃダメ。もううんざり。」すごいわかる!!! わかりすぎてくびもげそう!
ケンランドで洗脳された女性達がどんどん立ち上がっていきます。
バービーはシングルマザーのお母さんに綺麗にメイクをしてもらって「ケンに嫌われたらどうしよう」と嘆きます。でも「ケンがあなたを嫌いなはずがない」と言って励まします。
バービーはケンに「煮え切らない恋人未満の関係になってもいいよ」と伝えます。ケンはバービーに隠れてガッツポーズ。でもバービーの見えてる所ではクールに決めます。
ケンはバービーに弾き語りして愛を伝えます。その男性の間を女性が行き来します。男性の嫉妬心くすぐります。策士ですね~!!!
なんで男の人は浮気したいんじゃないの??
バービー&ケンランドは全面抗争です。
バービーランドに乗り込むケン軍。ケンはバービーのぬくもりが無いとケンではいられないと言います。
バービーは「ケンとはなにか今こそ見つける時なのかもね」と「私抜きのケンってなんなのかしらね」
と言って2人ともそれぞれのアイデンティティを取り戻します。
ひとりのケンが「争いの原因は自分をわかってなかったことだ」と言います。
そうだね。と私も思います。
現代社会のおもちゃ会社の男役員達も賛同し始めます。
ひとりのバービーが「全てを元に戻す必要はない。」
シングルマザーのお母さんはバービーを作ってるおもちゃ会社で働いてます。普通のバービーを作りたい。大統領じゃなくていい。普通のバービーを。大団円です。
バービーはどうしていいかわかりません。「辛くてもいいから人間になりたい」
バービーは母娘送ってもらいながら、最後婦人科に向かいます。
~私の感想~
私はフェミニストでもなんでもなく、本当に男女がそれぞれを尊重し合えばいいのにとは思ってますが、そうじゃないなぁ~という世間を生きています。バービー、視覚的には全体的にポップで目は楽しいけど大切なことを伝えようとしてくれてる気がします。アメリカではオッペンハイマーと上映近くて揶揄された動画もあったらしくて悲しい。ただのフェミニスト映画じゃなかったです。男性も女性も明るく前を向ける作品でした。
BGM:andymori/Peace