こないだキャスを開いていて思い出したので、下書きに入っていたし書きます。
12歳の私は、金曜22時からのTBSドラマで洋楽を覚えたのです。「未成年」でカーペンターズ。「美しい人」でジェーン・バーキン。「ストロベリー・オン・ザ・ショートケーキ」でABBA。挿入歌が全部かっこよかった。内容もちょっと重たくて、湿っている感じで、暗かったけど妖艶なシーンがたくさんあったんです。(エロシーンてことじゃないよ。空気管がっていうことです)
では美しい人の良さについて、話していきたいと思います。
まずはあらすじから。
美容整形外科医の顔を持つ岬京助（田村正和）は、人間同士の醜い争い事が嫌いな男。そんな彼の元に突然、「整形手術で顔を変えて夫（村雨次郎・大沢たかお）の所から逃げたい、その代わり顔はどんな顔にしてもいい」と懇願する村雨みゆき（常盤貴子）が現れる。岬はみゆきの顔を事故で亡くした岬の妻とそっくりの顔にし、みゆきは整形手術により美人へと変貌を遂げるが…。
(Wikipediaより引用)
田村正和さんだいすきなんですよ～。優しそうで落ち着いててこう【絶対安心父親感】が溢れていて好きです。とても好きです。その田村正和さんが穏やかな優しい性格で、自宅でハーブを育てているんです。
ウウウウ……この時点でただ最高の男に美しい女の人が転がり込んできて、仲良く暮らしてめでたしめでたし。とは行くわけがない90年代金曜22時TBSドラマ。
旦那さん役の大沢たかおさんがめちゃくちゃしつこい。めちゃくちゃ狂気的に奥さん(常盤貴子)さんを追ってくる。
そして印象的なエンディングの動画がこちら。
古いエレベーターに乗って降りる3人。
フォロワーさんが「これは「落ちる所まで落ちていく」ということを示唆しているそうですよ」と教えてくれました。
裸足で手にパンプスを持って歩いてる常盤貴子さん、銃を持っていて瞳の奥が血走った大沢たかおさん、黙って憂いを帯びた表情を浮かべる田村正和さん。
このエンディングがジェーンバーキンなんですよ？？ もう演出、妖艶すぎる……。
このドラマで一番好きなのは、必ずサブタイトルに毎回ハーブの名前がはいってることです。
『ミントの出会い』とか『フォックスグローブの罠』とか。
毎回ハーブの名前をメモして、次の日図書館でどんな植物か調べたりしていました。
これ偶然かもしれないんですけど、フォックスグローブの罠の回は、大沢たかおさんが悪い感じのとてもシリアスな緊迫感のある回だったのですが、フォックスグローブは有毒で強心作用のある植物だって知って「これ、毎回話の内容に合わせてつけたかな……」と小さいながらに思ったのを今でも覚えてます。
素敵なドラマでした。いつかDVDを買いたいなと思っています。
今日はずーっとExcel関数と格闘していました。全然できなくても覚えて、受かるまでお勉強し続けたいです。
興味がある方は是非。
素敵なものをずっと覚えていたいですね。
明日からまた1週間頑張りますね。
挿入歌のYesterday yes a dayもすごく良くて、晴れた日にすごく合う曲です。こちらも良ければ聴いて見てくださいね。
BGM・L'aquoiboniste/ジェーン・バーキン
