さそです。

文章を書くのが好きなOLがただただ書き連ねる練習広場

「元カノが忘れられない」と言い続けている男のコと付き合っていた。

前に付き合っていたのは7歳年下の大学生の男の子だった。向こうから告白してきて付き合ったけれど、待ち受け画面も元カノだし、定期的に「元カノが忘れられない」という男のコだった。

 

 

待ち受け画面は風景の写真なのだけど、よーーーーく見ると、遠くに女の子が写っている。絶対これだ。この人が元カノだ。線の細い儚そうな美少女だ。これはかなわない……。

 

 

私はとてもヤキモチ焼きだった。そしてそれを絶対に相手に悟られたくないタイプのプライドの高い女だった。だった。というのは7歳年上だし、少ししっかりしたりヤキモチを焼いたりしてはいけないと思っていたから相手には隠していたのだけど。

(結局ヤキモチ全開でネトストした挙句元カノさんの写真であろうものまで特定した)

今は、ヤキモチ焼く暇あったら顔にニベア塗った方がいいなと思ってそうしています。

ヤキモチ焼くのを忘れるみたいな感じです。あとヤキモチ焼くの疲れるし。

 

 

「元カノはDAOKOが好きで、別れたての頃はずっとDAOKOの「きみ」を聴いていたんだよ~」と言われて帰り道即ダウンロードしたのを覚えている。どんな曲を聴いて何を思い浮かべているのか理解したかったから。

『きみのことを好きな人がいるのにもったないったらありゃしないね こんなに言ってもきみはわからないんだね こんな好きなのに』という歌だった。

 

多分振られてもなお「あーぁ。こんなに好きなのになぁ……」と思っていたんだと思うと、いじらしくチャーミングな男のコだなぁと思った。

 

男の人は元カノけちょんけちょんに言う人が多いけど、こんなにも未練タラタラなのを隠さず にはっきり言っていて衝撃的だった。

「なんでそれが私じゃないんだろう……」と当時はめそめそしたりもしたけど、今は全く思わない。その彼の中で、その元カノと私は全く別だからで比べるとかじゃないんだと思う。

 

彼にはよく常識的なことでたくさん怒られたりしたけど、私は彼が人として好きだな。と思う。可愛らしいなぁと心から思う。今は顔がたるまないように、耳にゴムつけてるらしい。

 

 

私の身勝手でお別れして、とても後悔したのを思い出してしまった。クリスマスイブに私が勝手に不機嫌になって約束をすっぽかしたり、ほかの男性と遊んでる時、駅で待ってた彼を置いて帰ったこともある。

最悪な女なので同じことを誰かにされても責めれない。後悔してもしょうがないので次に繰り返さないように自戒を込めて。

思い出の写真も1枚も消せない。LINEのアルバム機能で溜めている思い出を消した振りして全部USBに入ってる。たまーに見返したりする。元気になるので。なんてしつこい女なんだ。 

 

 

今は彼とは良いお友達(性的関係という意味ではありません)なのだけど、新しい彼女がいるようで楽しそうだし幸せそうなので、心から私も嬉しい。

 

先日『元カノのこと大好きだし忘れたことないけど、今の彼女も好きだしそれでよくない?』と言っていて、なんて最高な男のコなんだ……。と思ってしまった。

 

 

恋愛には"どんなに好きでも一緒にいる時間はおしまい"ということが往々にしてある。

終わっても尚元カノが好き。 という事と、今の彼女も好き。という気持ちが両方ともよくわかった、それとこれは別なんで! でも僕楽しいんで今! とはっきりとした意思を感じた。嫌悪感を抱く人もいるかもしれないけれども私は見ていて、清々しくてより一層人として好きになってしまった。小手先で理屈並べてその場しのぎの嘘をつくより最高だと思っている。

 

 

人から見たら私は「年下の男のコにいい様に遊ばれた惨めなアラサー」なのかもしれないけど、実際そうだったとしてもそれでいい。私は素敵な男のコと少しの間、恋愛していたのだ。

とてもいい思い出なのだ。楽しかったから。出かける前は念入りにお手入れしたり「前髪をわけてる方が好き」と言われれば、その瞬間から伸ばしたりして、耐えられなくて切った時「ぱっつんも似合ってるね」と言ってくれたこととか、全部嬉しかった。もらったうさぎのぬいぐるみも年賀状もふくめて大事な思い出だ。

 

もしかしたら彼女カウントすらされてないかもしれないけど、それもまたひとつの笑い話(になってなくてもそうなる)。

思い出の写真です。

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前髪ガタガタなところもウケる。

 

情が深い女なんです、さそり座の女は。あっ私はちなみにさそり座の女です。

DAOKOを聞くたび思い出す。

年下で背が高く、瞳がビー玉みたいにがらんどうのきみ。

BGM・DAOKO/きみ